手間請け従業者である大工

手間請け従業者であるいわゆる一人親方の大工が、工事現場で作業中に負傷し、労働災害保険法に基づく療養補償給付等を請求したとこ ろ、労働災害保険法上の「労働者」とは認められないと判示した事例 (平成10年3月30日 浦和地裁)

具体的な仕事を承諾するかどうかは、諸条件を交渉して決定していた

会社から立面図と平面図が渡されるが、具体的作業方法は特段指示されてない

他の大工に手伝ってもらうことができ、その報酬は本人が支払っていた

報酬は坪単価方式によって決定され、毎月工事の進行状況に応じ支払われていた

勤務時間の定めは全くなく、出勤簿もなかった

4、5か月会社の仕事をしなかったことがあり、工期に遅れない限り他社の仕 事をすることも許されていた