グループで仕事を引き受けていた板金工

負傷を負った板金工の労災保険法に基づく療養補償給付請求に対し、労災保険法上の「労働者」とは認められないと判示した 事例 (昭和57年1月21日 高松地裁)

板金工は、5名の同業の職人とグループで仕事を引き受けていた。 構成員相互間には使用従属関係はなく、仕事を引き受けるか否かについても、 全員が相談の上決定していた。

常に特定の会社の仕事に従事しなければならないとの拘束はなく、グループ のうち数名の者が他の仕事に従事することも自由であった

仕事の報酬については、グループ全体で完了した出来高に応じて支払われた

必要な資材は会社から支給されたが、工事は、グループで購入した道具類及 び個人で所有している道具類を使用してなされた