木造住宅の建築工事において、尾垂木の取付け作業中に屋根の梁から墜落

【労災発生状況】

この災害は、木造平屋の屋根の下地の尾垂木(おだるき)(軒先に向かって反りがある垂木(たるき))の取り付け作業中に発生したものです。

 災害が発生した当日、作業は前日に引き続き屋根の下地組作業を作業者4人で分担して行っていました。   

 作業者2名は建物の北東隅で屋根の尾垂木(おだるき)の取り付け作業、他の1名は玄関部分の屋根で垂木(たるき)の取り付け作業を行い、被災者は単独で、建物の南東隅の和室上部の屋根で上側の尾垂木(おだるき)の取り付けを行っていました。

 午前10時頃に40分程度の休憩をとった後、作業を再開して間もなく被災者は高さ5.5mの梁または桁から和室の土間のコンクリートの上に墜落したものです。

 被災者が墜落するところを目撃した者はいませんでしたが、墜落した場所に加工途中でノミがささった尾垂木(おだるき)が落ちていたことから、被災者は取り付け予定の尾垂木(おだるき)(長さ3.12m 12×16cm角)を持って梁または桁の上にあがり、ノミを用いて取り付けるため加工していたものと思われます。

 作業にあたっては、足場や作業床がないため被災者は、梁や桁を作業の足場として使用していたもので身体のバランスを崩して墜落したものと見られます。

 被災者は、保護帽を着用していたが墜落時に脱げたものとみられ、被災者の近くの土間で発見されました。