ゴンドラに乗って窓の仕上げ作業中、ワイヤロープが外れて墜落

サッシ業者の下請作業者(一人親方)がビルのサッシ組立、ガラスの仕上げ作業をゴンドラ上で行っていた際に、ワイヤロープがゴンドラから外れたため、ゴンドラとともに約7mの高さから、墜落し負傷しました。

 災害発生当日、サッシ業者の職長は、当日の作業が「11階から14階までのガラスクリーニング作業であること」そして「11階から下へはゴンドラが降下できないこと」を一人親方に伝え、作業が開始されました。

 一人親方は、予定された作業を終えたが、できるだけ作業を終わらせてしまおうと考え、11階から更に下へ降下して、サッシ組立、ガラスの仕上げ作業を継続しました。そして7階部分の作業を終えて、更に降下しようとしたとき、ゴンドラからワイヤロープが外れ、ゴンドラとともに墜落し、4階部分に設けられた足場に激突したものです。

  このゴンドラのワイヤロープは、地上に着床できない短い長さのものが使用されていました。

ワイヤロープの端部は、ゴンドラ設置業者が、すぐに長いワイヤロープに交換することを想定し、十分に緊結していなかったものです。

 なお、ゴンドラが11階よりも下降できない理由が、ワイヤロープの長さ不足にあることは、サッシ業者の職長、その下請業者、一人親方誰も知りませんでした。