脚立を用いて既設配管の移設作業中、仮設配線を踏み、一人親方が負傷

ビルのメンテナンス工事に伴う既存配管の移設工事中に、一人親方が感電したものです。

 災害発生当日、一人親方がアルミ製脚立を用いて、既設配管の移設作業を行っていたところ、脚立の足で200ボルトの仮設配線を踏んでしまいました。

 そのため配線の被覆が剥がれ落ち、脚立に上っていた一人親方が感電したものです。

 また、このとき感電した2名が大声を出し、脚立から墜落しそうになったため、これを助けようとした別の一人親方がアルミ脚立に近づいた際に、脚立に触れ、感電したものです。

 仮設配線は、絶縁被覆が完全ではなく、養生もされていなませんでした。

 また、作業に用いていた脚立は、滑り止めのゴムが損傷した状態であり、このため高所での作業者の動きに反応して容易に移動する状態でした。

 なお、本工事において、感電による被災者の救出方法などを定めた緊急時の対応マニュアルは用意されていませんでした。