建築工事現場で荷をつり上げ中に地盤が沈下してクレーンが転倒

介護施設の建築工事において、ホイールクレーンで荷をつり上げて旋回中、アウトリガー直下の地盤が沈下して、クレーンが転倒し、一人親方の運転士が負傷したものです。

 災害発生当日は、現場入口付近に堆積してある埋戻し用土砂を入れたワイヤモッコをホイールクレーンでつり上げ、運搬する作業を行っていました。

土砂を入れたワイヤモッコをホイールクレーンでつり上げ、ブームを下げながら右旋回しようとしたところ、転倒モーメントの警報が鳴り、過負荷防止装置が働き一部機能が停止しましたが、旋回は可能だったため右旋回したところ、ホイールクレーンが運転席前方に傾き転倒しました。

このとき、建物側に張り出した前後のアウトリガー下の地面が10?15cm沈下していました。

ホイールクレーンが置かれた場所は、建物基礎工事で一度、掘削された後に埋め戻されており、地盤の強度、整地状態等は十分でなかったため、アウトリガーの下には、コンパネ、鉄板、木材等を敷き地盤の養生をしていました。