道路法(のり)面工事のアンカーを点検中、足を滑らせ転落

道路の法面の安定化工事において、高さ約6m、勾配60度の法肩個所で、親綱を取り付けるためのアンカーの点検作業中に作業者が足を滑らせ転落し死亡ししました。

 災害発生当日、現場代理人Aおよび作業者B?Dの4人で、床堀した法面へのラス張り作業と別の法面のモルタル手直し作業を行うことになっていました。

作業開始とともに、Bは、アンカー施工済みの法面上の地山に登り、法肩から下方60cmの位置に打ち込んである親綱用のアンカーの点検作業をしていたところ、足を滑らせ、約6m下の小段上に転落し、死亡しました。

 Bは、保護帽およびスパイク付き長靴は着用していたが、安全帯を着用していませんでした。

また、地山斜面を登るためのはしご等昇降設備は取り付けられておらず、Bは既設のPCコンクリート受圧板を手がかりにして登りました。

 なお、この現場では、通常は朝礼で現場代理人から作業指示と安全面の注意が行われていましたが、当日は、Aの到着が遅れたため、朝礼が行われることなく作業が開始されていました。