浴室内装工事中に一酸化炭素中毒

老人介護施設の浴室改修工事において、浴室内に発電機を持ち込み下請の労働者が手持ちサンダーで床を研削していたところ、発電機から排出されたガス(一酸化炭素を含む)により、現場監督及び作業者ら3名、計4名が一酸化炭素中毒になった。排風機を設置し発電機の排出ガスを室外に出していたが、換気が十分ではありませんでした。これにより、被災者らは2日間の休業となりました。

1  換気が不十分な室内に発電機を持込み使用したこと。

2  排風機の使用にあたり、空気の取入口、排気ガスの排出先を確保しなかったため、発電機の排気ガスの換気が十分でなかったこと。

3  発電機を屋外に設置し電気コードを窓から引き込むことが可能だったにも関わらず、窓が開かない構造だと思い込んでしまったこと。

4  一酸化炭素中毒の危険性の認識が低かったこと。

などが、原因として考えられます。

1  換気が不十分な室内において、発電機を使用しないこと。

2  やむをえず発電機を室内で使用する場合には、有効な換気設備により十分な換気を行うとともに、警報器を設置して一酸化炭素の濃度を常時監視すること。

3  関係労働者に対し、一酸化炭素の有害性、換気設備、呼吸用保護具の使用等について安全衛生教育実施すること。

4  発電機の点検、清掃を定期的に実施すること。

など、対策をしましょう。