プロパンガス集中配管設備の配管を掘削した中、噴出したガスにより酸素欠乏症

【労災発生状況】

住宅の敷地内を掘削し、プロパンガス集中供給設備のガス配管接続作業で発生しました。

 この作業は、住宅地のプロパンガス集中供給設備の地中配管が老朽化したため、主管と引き込み管の取り替え工事を行ったところ、埋め戻し後に一戸だけガスが出ないことが判ったため、引き込み管と家庭内配管の接続場所を掘削し繋ぎ換えを行っていました。

 被災者はプロパンガスの販売を行う事業場の下請け一人親方です。

 ガス配管工事の資格である「液化石油ガス整備士」と「簡易ガス事業調査員」の資格を有しているが、通常は工事の監督と検査の立ち会いを行っています。

 災害発生当日、被災者は災害発生場所で掘削作業者2名に掘削場所の指示を与え、現場を離れました。

 掘削作業者は、家の中のコンクリートを剥がし、スコップで地面を約1m掘削しガス管の接続部を露出させました。

 昼前に、被災者から掘削作業者に携帯電話で食事に行って1時に戻るように指示がありましたので、現場を離れ1時に現場に戻ったところ、切断された引き込み管からガスが噴出しており、被災者が穴の中で意識を失っているのが発見されました。