建設業許可が不要な、軽微な工事のみを請け負う業者にも保険加入の指導は行われるのか。
保険未加入対策は「建設産業の持続的発展に必要な人材の確保」と「法定福利費を適正に負担する企業による公平で健全な競争環境の実現」を目的に進められています。これは建設業許可の有無にかかわらず実現していかなければならない課題です。
このため、「社会保険の加入に関する下請指導ガイドライン」で、元請は下請の許可の有無にかかわらず、軽微な工事のみを請け負う業者であっても、保険加入を確認・指導するよう求められています。
将来的には、適用除外でないにもかかわらず未加入である建設 企業を、下請として選定しないよう求められています。