国土交通省は今後どのような目標をもって保険未加入対策を進めるのでしょうか

国土交通省は、中央建設業審議会の取りまとめをふまえて、実施後5年(平成29年度)をめどに、事業者単位では加入義務のある許可業者の100%、労働者単位では少なくとも製造業と同水準の加入状況を目指しています。
具体的には、建設業の許可・更新時等に保険への加入状況を確認すること等を通じて加入率の向上をはかり、平成29年度以降す べての許可業者が適正に加入済みとなることを目指しています。
また、専門工事業の業態、 職種によっては、保険加入の現況と目指すべき姿にギャップがあることから、まずは排除方策の全体像 を示したうえで、まずは周知・啓発を重点的に行い、つぎに、下請への加入の指導を進め、その後、加入企業の優先的活用を進める ことで、平成29年度以降は未加入者を現場から排除することにしています。